理解していくことで幸せになっていける

真実は準備ができた時に目の前に現れます

自分の中にいる傷ついた心を持った子供(インナーチャイルド)を癒す

 

これはカウンセリング学校で学んで知ったことなのですが、子供時代に何らかのトラウマを抱えて大人になった人の中には、傷つき怯えた心を持った子供(インナーチャイルド)がいて、その子が癒されて安心してくれないといつまでも穏やかに暮らすことが難しくなってしまうそうなんです。

 

初めて聞いた時は自分の中に子供がいるとはどういうこと?

インナーチャイルド?もう一人の自己?といった感じでなかなか理解できませんでした。

 

今はどういうことか分かってきました。

 

自分の中から湧き上がってくる弱気でネガティブな声を発していて、自動的に悪く考えてしまうような存在、これが実は、子供のころ傷つき癒されていないもう一人の自分です。

自分の中に二人の自己が存在していて、今の自分と、傷ついたままの自分と両方がいる、そんな捉え方を私はしています。

今の自分と、子供のころの自分の声を同一視して一つの自分と思い込んでいると、すぐに弱気になるし、自分はダメだと落ち込むし、不安で怯えてしまいます。

 

宇宙はその人が意識を向けているものを望んでいると判断します。

不安になれば、それが宇宙に届いて、同じような不安な状況が創造されて届けられてしまいますし、自分がダメだと思えば、それが宇宙に届いて、同じような体験を繰り返すことになります。

 

そこから抜け出すためには、このネガティブで弱気な声を常に出してこようとする、インナーチャイルド、もう一人の自己を安心させて癒してあげることが非常に重要です。

 

カウンセリング学校ではインナーチャイルドセラピーワークと呼ばれるものをやったりしました。子供のころの自分に戻って両親に言えなかったことを吐き出しました。

感情を解放させて泣いたり嘆いたりすることがいいみたいです。

 

私がインナーチャイルドを落ち着かせるのに一番効果的だと感じたのは、説得です。

 

自分ってダメな価値のない人間だと思う…って湧き上がってきたら、いやいやそんなことないよ、あなたは、他の人を意図的に傷つけたりしないし、親切なところもあるよ。今まで一生懸命頑張ってきたのを知っているよ。だから安心して。

こんな感じで説得をしています。

そういう気持ちになるのもわかるけど、それに意識を向けていていいことが起こると思う?起こらないよね。じゃぁそう考えないようにしよう。

 

そんな風に自分のことを感じていて辛かったんだね。

と認めてあげるのも大事です。

 

意外と、私のインナーチャイルドは説得に応じてくれるタイプで、大丈夫、大丈夫と声をかけると安心してくれます。

最近は本当にインナーチャイルドが安心しているのか騒ぎ出さなくなりました。

 

それでも、まだ自分を認めてくれなかった親への甘えを残した自己がいるみたいです。

自分を認めて欲しいというインナーチャイルドが残っていて時々弱気に引きずられそうになります。

早く全部のインナーチャイルドを癒してあげたいなと思っています。

 

 

インナーチャイルドを癒して安心させてあげると、穏やかな気持ちになれますし、ネガティブな思考が思い浮かばなくなるので、本当に楽になります。

 

思考が現実を作り、またその現実から思考が生まれていく。

インナーチャイルドが癒されていないということは常にネガティブが思い浮かぶので、ネガティブな現実が創造されて、またネガティブな思考が生まれてしまいます。

苦しんでいる大半の人は、その檻の中に閉じ込められて悪循環になっていて、抜け出せなくなっています。

 

幸せになるためにはネガティブな思考が生まれてこないことが大切で、そのためには傷ついた子供の心を持った自己を自分で癒し安心させてあげることが非常に大事なんだと覚えておいてください。

 

以前の私は、ママ友がいなくなったら生きていけないような気持ちになり、不安が絶えず思い浮かんできて、意地悪な相手にも迎合して暮らしてきていました。

でもあることがきっかけで全部の友達と離れることになったんです。

するとびっくり!不安になったり生きていけないように思っていたのはまったくの勘違いで、ものすごく晴れ晴れとした気持ちで穏やかに暮らせることがわかりました。何を私は怯えていたのだろうと驚きました。

 

あぁ…ひとりになることを恐れていたのは、過去に傷ついた子供の自分であって、今の自分ではなかったのだとハッキリわかりました。

子供のころに傷ついて怯えて一人になることを恐れていた自分と今の自分を同一視していたのだなと気がつけた出来事でした。

 

インナーチャイルドが癒されると確実に楽に生きられるようになります。

是非実行してみてくださいね。

 

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