この世界がどんな世界であるか直感で最初から知っていた
魂は全てを知っていて、私たちはそれを思い出していこうとしていると前回のブログで書きました。
前回は直感で選んだ曲の中に思い出すべき大事なことが書かれていたと紹介しました。
今日は直感で選び100回くらい見た映画について書きたいと思います。
抜け出していき、この世がどのような世界か分かっていくようになって、改めてその映画がこの世界を見事に表現していたことに気がつきました。
私の直感は真実を最初から知っていたから、その映画を掴み取って繰り返し見ていたのだと思います。
この世界を表現している映画ラビリンス魔王の迷宮について今日は書きたいと思います。
デビットボウイとジェニファーコネリー主演の映画です。
亡くなってしまった女優の母親にあこがれて女優になることを夢見ている15歳の少女サラが主人公です。
父親は再婚しています。
継母に弟の子守を押し付けられてイライラしていたサラは愛読書のラビリンスの呪文で『弟を連れ去って』と唱えてしまいます。
すると、魔王ジャレスが現れて弟を連れ去ってしまいます。
13時間以内にゴールのお城にたどり着けなければ弟は永遠にゴブリンになってしまうと言われたサラはラビリンス(迷路)に入っていきます。
途中で数々の危険や困難が現れ、理不尽な思いをしながらも、協力してくれる大切な仲間たちに出会い必死で迷路を進んでいきます。
途中、弟を救い出すというやるべき使命を忘れさせるために、彼女の好きな物(ぬいぐるみやお化粧品やオルゴール)であふれた部屋に引き留めさせようと仕組まれたりもします。
しかし、最後は自分の使命を思い出しラビリンスを抜けお城にたどり着き魔王と対峙します。
その時のセリフです。
サラ)弟を返して
ジェラス)私も寛大に接してきたがそろそろ限界だ。
サラ)寛大?どこが寛大?
ジェラス)全てだ。君の願いを叶えたぞ。
望み通りに赤ん坊を連れ去った、期待通り恐ろしい魔王を演じ、時計を進めた。世界も逆さまにしたぞ。全ては君のためだ。
疲れ果てる程君の期待に応えた。寛大だろ?
サラ)幾多の危険と困難を乗り越えて、ゴブリンシティを抜け私はこの城へ 盗んだ子供を返して下さい。
私の意志は何よりも固く私の王国も偉大です。
あなたは無力です(You have no power over me.)
こうサラが言うと、ラビリンスは崩れ落ち現実の世界に戻ってきます。
弟はすやすやと自分の部屋で寝ています。
自分のぬいぐるみが部屋から無くなっている、という理由でイライラしていた時とは打って変わって、サラはぬいぐるみを弟にあげて部屋を去っていきます。
ここからが本題です。
大事なポイントがたくさん詰まった映画です。
1)私たちは本当の姿を思い出すためにこの世界にいる
2)大切な人のために恐れを捨てて強くなる大切さを学ぶ
3)全てのことは自分のため、本当の自分になるために起こっている
4)困難に見える現実を幻想と見抜き、恐れなくなったときに幻想は力を失い目の前から消えていきます。
5)物質的なお金や物に囚われてしまうと魂の成長のスピードが落ちます。
6)私たちは自分が望む世界を自分で創造し、体験しています。
そして、本当の自分を思い出そうとしています。
より大きく成長した自分を創り出そうとしています。
1)私たちは本当の姿を思い出すためにこの世界にいる
まず、ラビリンスは架空の世界であり幻想が次々と現れてきます。
理不尽な事、危険、困難…。
サラはその出来事(本当は幻想なのですが現実に見えます)と向き合い乗り越えることで驚く程、強く、賢く、優しくなっていきます。
ぬいぐるみを自分の部屋から持ち出したという理由で怒っていたサラがラビリンスから戻ると弟にそのぬいぐるみをあげました。
ラビリンスでの困難や苦しいことが彼女を優しい賢いお姉さんに変えました。
サラはラビリンスでの出来事を通して優しく賢い、本当の自分を思い出すことができました。
私達が住む世界はラビリンスのような世界で次々と自分に必要な課題が現われてきます。(魂は永遠なのでこの世界の事も幻想です)
私たちは、その課題(困難や苦しみ)を乗り越えることで本当の自分を思い出す旅をしています。
私達は自分達の存在が本当はどういう存在か知っているのですが一度忘れて地球にやってきて思い出していこうとしています。
知識概念として知っていることを、地球で実際に体験して本当の意味で思い出し、理解したいと思っています。
2)大切な人のために恐れを捨てて強くなる大切さを学ぶ
魂は永遠なので自分が無になってしまうような死はありません。
だから、恐れを捨ててこの世界を生きて大丈夫なのです。
弟を助けるためにサラが恐れを捨てて階段を飛び降りるシーンがあったり、臆病者のホグル(サラの仲間のゴブリン)が仲間を助けるために恐れを捨てて敵に立ち向かうシーンがあります。
愛する人のために恐れを捨てて困難に向かっていく大事さも映画から学ぶことができます。
3)全てのことは自分のため、本当の自分になるために起こっている
魔王ジェラスが君の願いをすべてかなえた、自分は寛大だといいます。
これもある意味では正解なのです。
魂が成長するためには悪や困難が必要です。
毎日穏やかで平和であったら自分の欠点もわからず、大きく成長を遂げることは難しくなります。
振り返ってみると、あの困難があったからここまでこれた、あの困難があったから今の自分があると思ったことはありませんか?
本当の自分を思い出すために、自分に必要な困難を与えてくれるジェラスはサラの為に存在したと言えます。
4))困難に見える現実を幻想と見抜き、恐れなくなったときに幻想は力を失い目の前から消えていきます。
サラが恐れを捨てて、幻想が無力であると見抜いた瞬間にラビリンスはサラにとって必要ではなくなり壊れて消えて行きます。
私たちが魂の存在で永遠に存在し続けると悟れた時は、今まで恐れてきたこと、死や貧困などであっても本当は恐れなくていいとわかるのだと思います。
5)物質的なお金や物に囚われてしまうと魂の成長のスピードが落ちます。
サラの使命を忘れさせるために、ガラクタを大量に背中に積んだ醜いゴブリンがサラを誘惑します。
あなたの好きなおもちゃがここにはたくさんあるよと言います。
お金を手に入れたい、物が欲しい、など物質的な欲求に囚われてしまうと、この世界に生まれた意味や使命を忘れてしまい成長が停滞してしまいます。
6)私たちは自分が望む世界を自分で創造し、体験しています。
そして、本当の自分を思い出そうとしています。
より大きく成長した自分を創り出そうとしています。
魂は自分の意識では到底選ばないような選択を私たちに選ばせて現実を創造し自分を成長させようと導きます。
サラはラビリンスの本を愛読していました。
女優に憧れセリフを繰り返し読み頭に叩き込んでいました。
すると、その世界が目の前に現われて体験することができました。
本当の自分を思い出し、大きく成長した自分が創り出されました。
私達一人一人にも現実を創造し、体験する力があります。
言葉や感情や想念で現実を創造することができます(引き寄せの法則)
ラビリンスはこういった大事なことを伝えてくれている映画です。
本当は知っていて思い出していくことをしているという発想は分かりにくいかもしれません。今はへぇ~って感じでも大丈夫です。
私はこの映画が、この世界の真実なのだと最初から知っていたから直感で選んで100回くらい見たのだと思います。
実際に、この映画のような体験をしていって、この世界はこういう世界だったんだと本当の意味で理解することができました。
現実を創造して、実際に思い出すことができました。
思い出すのには、すごく時間がかかりましたが・・・。
繰り返し繰り返し見たくなる映画や曲は、現実を創造していく力があると感じています。
この映画いいなぁ~こんな体験したいな~と繰り返し、ワクワクしたり、感動したりすると、潜在意識のスイッチが入り現実が創造されていくのだと思います。
後々そのことについても書いていこうと思います。
とりあえず、もうひとつだけ本当は大事なことを最初から知っているという内容でブログを書きたいと思います。