理解していくことで幸せになっていける

真実は準備ができた時に目の前に現れます

なぜこの世界に苦しみがあるのか

 なぜこの世界に苦しみがあるのか。

なぜ自分は生きるのか

誰しもが知りたいことではないでしょうか。

自分はこのままダメになってしまうのではないか、そんなことが頭をよぎったときに、誰しもが不安になってどうやって生きていったらいいのかわからず苦しみます。

私自身もずっと苦しんできました。

 

この世界になぜ苦しみがあるか、なぜ生きるのか分かった今は驚くほど生きるのが楽になりました。

今日は、私たちが何のためにここにいて、何のために苦しみがあり、私たちはどこに向かおうとしているのかについてお話したいと思います。

読み終わったときには、なるほどそういうことだったのかと思われる人もいるかもしれませんし、本当かなと思われる方もいるかもしれません。

 

私たちは、良心や感情によって本物を見極める力があります。

それを見聞きしたときに良い気分になったか、いやな気分になったかが答えを教えてくれます。

常に自分というフィルターを通して、真実だと思うことだけを受け取り、真実だと思えないことは自由に拒否してください。

その時は受け取れなくても、一度でも聞いた話は潜在意識にインプットされます。

そして時期が来た時に発動します。

ですから、受け入れられない話であっても一度でも聞いておくことは無駄にはならないとおもいますので是非最後まで読んでみてください。

 

私たちは何のために生きているのか。

それは、一言でいうと本当の自分になっていくためです。

本当の自分?今の自分だって本当の自分だけど?と思われるかもしれません。

私も最初はそう思いました。

例を挙げてみたいと思います。

イライラしてしまい、誰かを批判したくなる自分。

自分を大切にできずに我慢ばかりしてしまっている自分。

差別的な意識を持っている自分。

人に嫌われることを恐れてびくびくしている自分。

 

こういった自分が本当の自分かどうか…ということです。

穏やかで他者をうけいれられることができる自分。

自分を大切にして生き生きと生きている自分

差別的な意識を手放して温かい心を持った自分

嫌われることを恐れずに力強く生きている自分

 

こういった自分が本当の自分だということです。

私たちは、皆、本質は愛の存在だといわれています。

私は初めてこの言葉を聞いたとき受け入れられませんでした。

意地悪な人もたくさんいるし、自分も立派な人間ではないと思っていたからです。

でも玉ねぎの皮を一枚一枚剥いていくように、本当の自分じゃない生き方を手放して本当の自分になっていくことができたなら、最終的には全員が愛の存在になっていきます。

私たちは進化し、愛の存在になっていくために生まれてきています。

 

私たちの本質は魂です。

本当の自分を思い出すために自らの意思で地球にやってきています。

それぞれが自分の魂の課題をもってきています。

今回の人生であなたはどんなことを課題として生まれてきているでしょうか?

苦しみが自分の課題を教えてくれるはずです。

私は、自分を大切にすることができないという課題をもって、地球にやってきました。

自分を大切にできるようになり、自信を取り戻す、これを今生でやり遂げるぞ!という意志をもち、自らの魂を代表してやってきたのだろうと思います。

その課題をクリアするために計画を練り、今の両親を自ら選んでやってきています。

でも、肉体の中に入ってしまうと、自分で望んで今の両親に生まれてきたことも忘れてしまいます。

そして親がこんな風に育てたから自分はこうなってしまったと周りを責めて犠牲者としての人生をスタートさせてしまいました。

 

本当の自分になっていくためには、本当の自分ではない体験を散々繰り返してやっとその生き方を手放すことができます。

私のことを例にあげて簡単に説明します。

私は、強い人に意地悪なことを言われてストレスいっぱいの暮らしを散々してきました、ある時、もうこんな自分は本当の自分ではない。毅然と生きよう。NOといえる自分になろう。

そうやってやっと本当の自分を取り戻すことができました。

苦しみがある理由はこのためです。

本当の自分ではない生き方を手放すために苦しみがあります。

一回ですぐに本当の自分になれたならば苦しみは少なくて済みます。

でも、乗り越えるのが難しい課題であればあるほど、苦しみも大きくなるし、何度でも同じような状況が現れてきます。

 

わたしは自分を愛するということがなかなかわからず何度も何度も同じ課題がやってきて苦しい時間を過ごしました。

身体を痛めて病気になったこともあります。

魂にとって一番大切なことは、本当の自分になることです。

ですから、課題を乗り越えられなければ本当に病気になってしまったとしてもいいというスタンスなのです。

私たちは魂の存在で永遠に存在し続けます。

何度でも生まれ変わりを体験して乗り越えられなかった課題を乗り越えようとチャレンジし続けてきています。

 

魂は自分を癒し、本当の自分になっていくことを目的にしていますから、課題に気がつくことができず乗り越えられなければ、何度も同じ課題にチャレンジし続けることになります。

ということは自分の課題からは逃げられないということです。

今の人生で取り組むのか次の人生で取り組むのかという問題だけです。

 

本当の自分になることが課題であれば、本当の自分ではない体験を先にしなくてはなりません。

私たちの生きている世界は二元性の世界です。

 

光と闇、冷たいと温かい、高い低い、苦しみと喜び

 

温かい人にしか出会ってこなかったら温かい人というのがどういう人かわかりません。

冷たい人にであってきて初めて温かい人はどういう人であるかが本当に意味でわかります。

闇の中にいるから光に気が付けます。

周りに光しかなければ光がどのようなものかわかりません。

 

 

二元性の世界で課題にチャレンジする私たちは乗り越えられなかったときと似たような条件の両親を選び生き直すことになります。

ですから課題から逃げることは無駄になってしまいます。

今回の人生でなんとかして本当の自分を思い出す。その努力が大事になってきます。

私たち一人一人は自らの魂を代表した戦士です。

課題を思い出し、勇気を出して、本当の自分になって立派に帰還したいですよね。

 

この世界に次々と現れる出来事や困難を利用して、本当の自分を思い出していき、喜びを感じられるようになっていくことが私たちの魂の旅の目的です。

 

この旅の終わりは本当の自分になり喜びを感じられるようになることですから、すべての人が最後は幸せになれます。

 

すべての人が最終的には幸せに向かって導かれていっているのだと知っていると安心できます。

一回の人生を切り取ってしまえば失敗に見えることもあるかもしれませんが、その失敗を繰り返すまいと次の人生で生きることができたなら成功になります。

 

※私の体験や著書から私が真実だと掴み取ったものを参考にして書いています。

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