見えない世界は存在するのか?!と知ったきっかけ
皆さんは、見えない世界が存在していると思いますか?
私は神様を子供時代、揺ぎ無く信じていました。
なぜってクリスマスプレゼントをくれるのが神様だと勝手に思っていたからです(笑)
ある時友達の話を聞いていたら、クリスマスの日じゃない日に届く家もあったり、プレゼントの価格に差があったりしました。
私の信じている神様はすべての人に平等なはず、何かがおかしいと思うようになりました。
結局両親がクリスマスプレゼントをくれていたことを知ったんですけどね。
それ以来、頑なに神様や見えない世界を信じなくなりました。
見えない世界などはなかった、物質的なこの世界がすべてなんだと信じるようになっていきました。
映画『ゴーストニューヨークの幻』が流行ったときも、胡散臭い内容だと思って断固としてみませんでした。
それくらい以前の私は幽霊とか霊的世界を信じていませんでした。
そんな私が見えない世界がまさか本当はあるのか???と衝撃を受けたのはエドガーケーシーという人を知ってからです。
本屋さんに行き手に取った本『眠れる預言者 エドガーケーシー』光田秀を読んだことがきっかけです。
エドガーケーシーとは、20世紀前半のアメリカで驚異的な霊能力(リーディング能力)を発揮した人です。
催眠状態に入ると、相談者が治せずに苦しんでいた病気を治療する方法を語り出したり、相談者の前世とカルマを指摘したり多くの人を導いてきたそうです。
ケイシー本人には医学的知識はないにもかかわらず、催眠状態になると威厳のある声で病人の診断と治療法を語り出したそうです。
ケイシ―は催眠から醒めると語ったことは一切覚えていなかったようです。
私が印象的だったケイシ―の話しを一つ紹介します。
2歳の時から知能の発達が止まってしまった5歳の少女の話です。
裕福な両親はありとあらゆる治療法を彼女に試すのですが一切効果はなく死を待つばかりの状態になっていました。
彼女の親がケイシ―のリーディングの噂を聞きつけて、リーディングを依頼しました。
ケイシ―自身はこんなに重症な少女を治せるのか…と不安だったそうです。
しかし、催眠状態に入るとケイシ―は的確に診断を下しました。
2歳の時に馬車から落ちて尾てい骨を打ってしまい、罹患していたインフルエンザ菌が尾てい骨に入り病気になった。
これこれをすれば治る…と説明しました。
実際に指示通りに治療すると両親の名前を呼ぶようになったり、知能がぐんぐん回復していきました。
彼女は大学を卒業し学校の先生になったそうです。
彼女がケイシ―によって奇跡的に回復した話は多くの人に知られ地元で一躍有名になったそうです。
22年間ケイシ―は病気の治療の為のリーディングを続けてきました。
46歳の時に、リーディングの内容の価値に気がつき、リーディングを速記して将来の為に記録に残していきました。
ケイシ―が1945年に亡くなるまでの間、1万五千件近いリーデイングを行ない、その記録は今もアメリカのエドガーケーシー財団に保管されていて自由に閲覧することができます。
P36引用
病める人は健康を回復するための治療法を教えられ、人生に絶望した人は生きる希望を与えられ、霊的真理を探究する人は悟りに至る道を教えられました。
科学者は研究のヒントを、作家は作品のためのインスピレーションをもらいました。
ケイシ―のリーディングには実質的な限界はありませんでした。
どんな質問に対しても洞察に満ちた答えを与えることができたのです。
引用終了
私にとっては、このようなことを起こせる人が現実にこの世に存在していたのだということが衝撃的でした。
驚くような奇跡を次々と起こしていくような人が存在したことをまったく知りませんでした。
宇宙からの叡智を受け取ることができた人がいてそれによって多くの人が病から救われた…。
この事実は変えようのない事実だから、ケーシーを知ったことは私が見えない世界を信じていくきっかけになりました。
ケイシ―自身は熱心なキリスト教徒でした。
キリスト教に輪廻転生の考え方はありません。輪廻転生は異端の思想だそうです。
それにもかかわらず、リーデイングでは輪廻転生について語られていました。
P70
ケイシ―は、私たちが地上の肉体に生まれ変わるのは、魂を成長させるためであり、それは何も深山幽谷に入って厳しい修行をしなくても、日常生活において 特に日常の人間関係を通じて 実現できることを強調しています。
そして具体的に、人間関係を通じて自分の魂を浄化し成長させるためのアドバイスを多数残しています。
引用終了
P130
人間は永久不滅の魂として輪廻転生を繰り返し、過去においてどのような生き方をしたかが今の人生に影響し、今の人生をどのように生きるかが次の人生に影響する。
引用終了
キリストが奇跡を起こし、病人を治したと伝説のように語り継がれていますが、あまりにかけ離れた時代のことで本当かな?とつい疑いの目で見てきて信じられなかったんです。
でもエドガーケーシーは1945年に亡くなっていて最近の人です。
有力者の子供を治療したことで新聞にも取り上げられたといいます。
そういった事実があったというのは私に見えない世界の存在を信じさせる大きなきっかけになりました。
何故か日本人には見えない世界の存在が隠されてきているように感じてしまいます。
ある時、韓流ドラマを見てびっくりしました。
時代劇では必ずと言っていいほど巫女さんが登場します。
神の神託を受け取り王様に伝えているシーンが本当によく出てきます。
幽霊との恋愛ドラマまであったりします。
こういったドラマを見て育った韓国人の人は見えない世界に対しての抵抗が少ないのだろうなと思います。
日本人の私が知っているのは、卑弥呼が神様の神託を受けて、国を統治していたことがあったという内容くらいです。
そんな私にとってはエドガーケーシーの存在は驚きでした。
他にも見えない世界を証明した人がいるので、次回のブログでは他の人について書きたいと思います。