理解していくことで幸せになっていける

真実は準備ができた時に目の前に現れます

直感的な知恵に照らし合わせると何が真実か見えてくる

 

 

誰もが救われたいし、愛や平和や希望を感じたいと思って生きていると思います。

 

誰かが救ってくれないだろうか?

どうやったら愛を得られて、平和を感じられるようになるのだろうか?

納得できる真理はないだろうか?

自問自答しながら私自身ずっと探し続けてきました。

 

その答えは自分の中にありました。

 

『前世療法』『魂の伴侶 ソウルメイト』の著書で有名な精神科医ブライアンワイス博士も『魂の療法』という著書で答えは自分の中にあると語ってくれています。

自分の心のフィルターに掛けて、何が真実であるか?何が間違っているか?を判断していき、正しいと思うものだけを取り入れていくことが大切です。

その教えには、愛、親切、平和、喜びがあるか?

それとも、分断や憎しみを呼び起こすものであるか?

その教えが真理であるかどうかの判断基準になってくれます。

私達の直観力は思った以上に信頼に値します。

私たちの心は、本当は何が正しいか正しくないかを知っているのです。

偉い人が言っていた、聖なる書物に書かれている、昔から正しいと言われている、そんな理由で安易に誰かの考えを自分の中に取り入れていては真実にはたどり着けません。

自分の直感を信じた方がいいのです。

 

私は、自分の直観力で正しい、これは真理だと思った物だけを集めてきてこのブログを書いています。

聖書に書かれていることでも正しいと感じるもの、正しくないと感じるものがあります。

一冊の本の中でも正しいと感じる箇所、違うと感じる箇所があります。

正しいと思うものを取り入れていくと、いつの間にか、納得のいく答えや真実が見えてききます。

そして、恐れが消え、喜びと平和を見つけることができるようになっていきます。

 

今、世界中に様々な宗教があります。

その宗教によって分断や憎しみが呼び起こされてしまっています。

世界中の人達が、宗教や政治のような、自分の外側にあるものに答えを探すのではなく、一人一人が自分の内側に答えを探すことが出来たなら、もっと人々は近づけるのだろうと思います。

 

そのことについて書かれている本がいくつかあるので紹介します。

 

ブライアンワイス博士の『魂の療法』

P259

 

(様々な公演を聞くためにロサンゼルスに4万人の人が集まっていた時の話しです。

ワイス博士が4万人すべての人に語りたかったことについて書いた内容です。)

 

 

何の確証も研究もなしに講演者がくり広げる荒唐無稽な話を聞きながら、私は聞き手の反応を推し量ろうとしました。

がっかりしたことに、沢山の人々が何も考えもせず、自分の意見も持とうともせずに、彼らの話を受け入れてうなずいていたのでした。

四万人の大部分は、自分の人生にもっと何かが欲しくて、そこに来ていました。

………

そして、新しい体験や気づきを欲していました。

また、成長したがっていました。

刺激を受けたがっていました。

みんな、私達誰もが欲していること、つまり喜びと平和を発見し、体験する方法を望んでいたのです。

でも、ほとんどの人は批判する心を家に置いてきてしまったようでした。

四万人全部に向かって話しができたら、と私は思いました。

自分の外側に答えや手っ取り早い解決策や治療を求めるのはやめなさい、と彼らに言いたいと思いました。

自分の中を見なさいと言いたかったのです。

今ここで、あの熱心に自分の人生を変えたがっていた四万人の人々に言いたかったことを、私はみなさんに忠告したいと思います。

 

もっと、霊的(スピリチュアル)になりなさい。

より多くの時間を、祈りと、与えること、他の人を助けること、愛することに使いなさい。

ボランティアをし、気前よく与え、愛を表現しなさい。

プライド、エゴ、利己主義、怒り、罪悪感、虚栄心、野望を捨てなさい。

物をため込む、心配する、過去や未来ばかり考える、他の人を傷つける、暴力を振るうなどの時間を、もっと減らしなさい。

自分の直観的な知恵に照らし合わせずに、誰かの考えを受け入れてはいけません。

それは、愛、親切、平和、そして結びつきを強めるものですか?

それとも分離、分派、憎しみ、自己中心主義、暴力を助長しますか?

あなたは、不死の存在です。

そしてこの地球上に学ぶために、賢くなるために、神のようになるために、やって来たのです。

ここで学んだことを、あなたは死んだ時に一緒にもってゆきます。

それ以外のものは、何一つ持ってゆくことはできません。

とても簡単なことなのです。

天の王国はあなたの内にあります。

グルを求めるのはやめて、あなた自身を見つけてください。

 

(※グル「指導者」「教師」「尊敬すべき人物」)

 

 

 

神との対話1 P89

 

だいたいあなたがたは親や学校、宗教、聖書を間違っていると考えたがらない。

だから、教えられたと思うことを受け入れて、体験の方を否定する。

 
 
シルバーバーチの霊訓10 P174
 
 
P182~183
ーーー間違った教えをたずさえて霊界入りする者が多すぎるとおっしゃいましたが、ヨハネ福音書にはイエスを信じることによって永遠の命を授かると述べられています。
 
それは間違いです。
人間は一人の例外もなく死後も生き続けるのです。
何かの教義や信条、あるいはドグマ(宗教の教義)を信じることによって永遠の生命をさずかるのではなく、不変の自然法則によって生き続けるのです。
それ自体は宗教とは何の関係もありません。
因果律と同じ一つの法則なのです。
 
いま引用なさった文句は地上に大きな混乱のタネを蒔き人類を分裂させてきた言葉のひとつです。
一冊の書物、それも宗教の書、聖なる書が、普通の書が起こそうにも起こせないほどの流血の原因となってきたということは、何という酷い矛盾でしょうか。
宗教の目的は人類を不変の霊的関係による同胞性において一体ならしめることにあるはずです。
 
P85
 
いかなることにせよ、良いことをすればそれだけ霊性が向上し、自己中心的なことをすれば、それだけ霊性を損なうのが道理です。
良きにつけ悪しきにつけ、あなたの霊的運命を定めていくのは、あなた自身です。
あなた自身のことに関して最後に責任を負うのはあなた自身です。
もしも死の床にあって罪を告白し特別の信仰を受け入れれば立どころに罪が赦されて潔白の身になれるとしたら、それはまさにお笑いものであり、茶番劇というべきです。
 
引用終了
信じたものだけが救われて、信じなかったものは救われない。
散々罪を犯しても、死ぬ前にその罪を告白したら全部赦される。
この二つは私も間違っているのではと感じます。
こんな虫のいい話はないだろうと思います。
 
罪を犯したなら原因と結果の法則が働き、逆の立場を体験させられる。
苦しみを体験することによって同じような罪を犯さないように成長していき、愛である自分を思い出していく。
そして他者への共感が深まり、すべての人を愛せるようになっていく。
いつかはすべての人が神のようになっていき真の幸福にたどり着けるようになっている。
私の直感はこちらが正しいと感じます。
自分の直感を信じることが大切です。
 
パレスチナの人もイスラエルの人も政治や宗教に答えを探すのではなく、自分の心の中の直感や良心の中に答えを見つけることができたなら、歩み寄れるのではないかと思います。
 
私たち一人一人が自分自身の中に答えを見つけていくことで平和な世界が呼び出せるのだろうと思います。
戦争や紛争のない平和な世界になっていくように願っています。
 
 

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