理解していくことで幸せになっていける

真実は準備ができた時に目の前に現れます

私たちは最初から答えを知っている、だから思い出していけばいい

私たちは、大切なことを本当は全て知っています。

それを思い出していく作業をしています。

これはどういうことだろう?って思いますよね。

 

私も初めて聞いたときは???でびっくりしました。

 

私たちには直観力があります。

その直観力は私たちが真実を最初から知っていることを教えてくれます。

 

前回のブログで書いたように、何が正しいのか何が正しくないのだろうかと考えた時に直感的にこれが真実だろうとわかるので、本当は知っていたんだとなります。

これも答えを知っていることの一つです。

 

ただ、今日ここで書きたいのはそれとは違う視点から真実を知っているということを説明したいと思います。

直観力が真実を掴み取っているということについてです。

千と千尋の神隠しの主題歌『いつも何度でも』の歌詞を紹介します。

 

呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも何度でも 夢を描こう

かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっと歌おう

閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される

はじまりの朝の 静かな窓
ゼロになるからだ 充(み)たされてゆけ

海の彼方(かなた)には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから

 

ヒットして多くの人に支持された曲です。

私も昔からずっと好きでした。

私が失恋したときに改めて聞きたくなった曲です。

自分は孤独感や自分の心の中の空っぽを満たすために恋愛の相手を探してきてきました。

でも得ることができない体験をした後で、実は自分を満たしてくれるものは外側にあるのではなく自分の内側にあったのだと本当の意味で気がつくことができました。

直感で選んだ本や直感で選んだ曲が私に教えてくれていました。

 

私は昔からこの曲に歌われていることが真実だと知っていたんです。

最初から知っていた、だから好きな曲として直感で掴み取って繰り返し聞いていました。

そして実際に体験して、痛い目にあったりしながら、この曲に書かれていることの本当の意味を思い出すことができました。

私以外のたくさんの人も直感でこの曲に書かれていることが真実だと掴み取っているのだと思います。

これは一つの例でもっとたくさんあるので次回違う例をあげて説明したいと思います。

私たちは全てを最初から知っていて、それを思い出すことをしているんだと覚えておいてください。

 

 

一つ目の例としてあげた内容、自分を満たすものは自分の内側にしかないということにつても書きたいと思います。

直感で選んだ本にそのことが書かれていたので紹介したいと思います。

 

 

『さとりをひらくと人生はシンプルになる』 エリックハルトトール P248

 

外界のものに幸せを求めれば求めるほど、ますますそれらに惑わされてしまいます。

外界のものはどれも、一時的もしくは表面的にしか、私たちを満足させません。

しかし人間というものは、何度も幻滅を味わうまでは、この真実に気づかないものなのかもしれません。

ものや状況は、わたしたちに快楽を与えてくれますが、同時に痛みを与えます。

それらは私たちに快楽を与えることはあっても、『心の平安』を与えてくれません。

この世のものは、なにひとつ、私たちに『心の平安』の喜びを与えはしません。

『心の平安』は、なにものにも依存せず、心の奥底から湧き上がってくるものだからです。これが『大いなる存在』の本質であり、『神の平和』と呼ばれている境地なのです。

 

P258

私は瞑想を日課にしています。これまで参加してきたワークショップは数知れません。

精神性を高める本も山ほど読みましたし、あなたのおっしゃる『無抵抗』の境地に達するためにかなり頑張りましたよ。

それでもなお、永続的な『心の平安』を見つけたのかと問われれば、正直なところ、答えは『ノー』です。

なぜ、私はそれを見つけられないんです?ほかにいったい何をすればよろしいんでしょう?

 

答え 

あなたは、自分の外側に『心の平安』を求めているからです。

『もしかすると、次のワークショップに答えがあるかもしれない』『もしかすると、新しいテクニックがあるかもしれない』。このように、『探す』という姿勢でいるかぎり、『心の平安』の境地に達することはありません。

『心の平安』は探して手に入れるものではないからです。

 

引用終了

 

『今この瞬間』への旅    レナードジェイコブソンン著書P260

 

心(マインド)の世界でさ迷い、一つの利己性(エゴ)として機能しているときのあなたは、人生の源から切り離されています。愛の源から切り離されています。

神から切り離されています。そのために、あなたは絶望的になっているのです。

あなたは独りきりになることを恐れています。そして、孤独で分離していることを感じなくてもいいようにと、一緒にいてくれる誰かを、人生で欲するのです。

 

そして、あなたは誰かを出会って恋に落ちます。

しばらくの間、あなたは完全であると感じます。

しかし、それは長く続きません。長く続くことはあり得ないのです。

あなた自身の外側で完全性を見つけることはできないからです。

それは不可能です。愛の源は、あなた自身の外側では、見つけることはできません。

そして、遅かれ早かれ、心(マインド)のレベルの愛は消えていきます。

 

あなたは、自身の分離の中に、何度も何度も、ある生涯から次の将来へと戻っていくでしょう。

あなたが向きを変えるまで。あなたが内面を見つめるまで。

あなたが誰なのかを思い出すまで。

 

引用終了

 

私たちは日々の中で、いつも自分の外側にあるものが自分を満たしてくれるのではないかと期待を抱いて暮らしていると思います。

あの洋服を買ったら幸せを感じられるのではないか、あの習い事を始めたら満たされるのではないか、理想の恋人がいたら、お金持ちになったら幸せになれるのではないか…欲求はきりなく生まれてきますよね。

 

実際は、買ったら満足してまた次の洋服を欲しがってしまったり、理想の恋人が現れたと感じても、その愛を失いたくないと思い本当の自分ではない生き方を始めてしまって関係が壊れてしまったり、期待していたことが満たされずに失望したりしてしまいます。

習い事を始めたらもっと幸せになれるのではないか、ワークショップに参加したら楽になるかもしれない、友達がいればと外側に常に探し求めてしまいますが、どこか満たされた感覚が続かないのを感じていたりします。

 

スピリチャル的にも、心理学的にも、悟りの考え方でも一致しているのですが、自分の外側に自分を満たすものを探していてはいつまでも満たされません。

 

自分で自分に優しくしたり、自分に愛情を注いだり、自分に許しを与える事。

そいうことを続けることで心の平安を得ることができます。

 

私たちは、まず最初は外側に探し続けて満たすものがないことに気がつき、その時に初めて自分の内側に向かって帰ってくる。

そして、自分の足元に満たすものは全てあったのだと気がつくそうなんです。

 

それを上手に表現している文章があるので紹介したいと思います。

 

『それは在る』 ヘルメス・J・ジャンブ著書

 

 

P367

 

『いいかね、我々は我が家から出発して、そして我が家に帰還する。………高速でとある道を走っていた車は、ある時、「この道はどこにもたどり着くことはできない」と知る。道の道中では、確かに良いこともあっただろう。でも決して心底満足できるものは何もありはしなかった。そして、「まだこの先に自分を満足させる何かがあるかもしれない」そう思ってさらに道を進むのだが、車はやはり気づく「この道は楽しくないと「どこにもたどり着かない」と。そんな矢先に、彼はタイミングよく、教えを聴く。「あなたがやってきた源に帰りなさい。そこは天国だから」と。………省略……車はUターンして源に向かい走り始めている。………省略……徐々に加速し、高速になる。進化はすでにはじまっている。もう誰にも止めることはできない。……省略……その時には、もう源は目の前だ。源と車は、ほとんど一体に近い。車は自動的に走っていた。はじめから、その終わりまで。そして、歓喜がやってくる。出発した我が家こそが目的地だった。なぜなら、その場所が最高の天国だったからである。』

 

今日書いた内容は、初めて聞いた人には受け入れられなかったり、信じられないような話かもしれません。

ただ、私たちはあらかじめ大事なことを知っていて、好きな映画、好きな曲、好きな本などには真理や真実が書かれていて、直観力で掴み取っている可能性があるんだと知っていてください。

見えない世界では知識や概念として真実を知っているけれど、体験することができないそうなんです。

だから地球では知っている概念や真理を、体験することを通して本当の意味で理解したいと私たちの魂は望んでいます。

今日はこのことと、私たちは自分を満たすものを外側に一生懸命探しているが、いつかは、自分の内側に自分を満たすものがあるのだと気がつく時がくるのだということを心に留めておいてください。

 

ついていけなくても、ずっと読み続けていくうちに、なるほど、そういうことだったのか!と腑に落ちる時がきます。

ふ~んというような軽い気持で読んでいただけたらと思います。

 

 

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