潜在意識の制限を外すことで恋愛も好転していく

健康になってはいけないという潜在意識の制限が外れたことで健康になっていけると前回のブログで書きました。

恋愛においても制限があると恋がうまくいかなくなってしまいます。

子供時代に親から否定的なことを言われた、友達に馬鹿にされた、親が幸せではなかった・・・。

こういったことで傷つき、否定的なことが潜在意識の中に入り込んでしまうと、自分には幸せになる価値がない、愛される価値がないと、自分で幸せになることに制限をかけてしまいます。

知り合いに、恋愛で幸せになっていけるというという時になると、決まって相手をがっかりさせたり、失望させるような行動をとって関係を壊してしまう人がいました。

無意識でしてしまうそうです。

母親が子供を自分の傍に置いておきたい、恋愛で幸せになって欲しくないと望んでいるのを子供は無意識で感じ取り、親に逆らって生きてはいけないと自らの幸せを壊すような行動をとってしまっていたのだろうと思います。

意識の上で幸せになりたいと思い、そのための努力をいくらしてきていても、潜在意識に制限があると、幸せになっていけません。

アダルトチルドレン（機能不全家族で育ったトラウマを抱えた成人）が意識の上で温かい人と出会いたいと思いながらも、無意識で冷たい人に寄っていってしまうことがあると聞いたことがあります。

一番最初の冷たい人間関係を無意識で繰り返していくそうです。

人は意識ではなく、実は無意識に支配されています。

ですから、潜在意識の中に健康になってはいけない、幸せになってはいけないなどといった制限があると、意識の上で健康になり、幸せになりたいと思って努力していても、いつまでたっても欲しいものは手に入らないということになってしまいます。

自分の中にある制限を外して、潜在意識を癒していくことで、どんどん現実が好転していきます。

傷ついた自己（インナーチャイルド）の傷を癒し、潜在意識を書き換えていくことが大切です。

恋愛において、幸せを制限するパターンについて書かれている文章があるので紹介します。

『運命の人と結婚する方法がシンデレラが教えてくれた』斎藤芳乃著書

P１８２

『幸せを制限する』パターンを大きく３つに分けて紹介します。

これらは、ふだんは心の奥底に眠っています。けれども実際に男性に近づいたり、さあこれから幸せになるぞという段階になったりしたとき、まるで呪いのようにあなたの行動に制限をかけるのです。いくら頭では幸せになりたいと願っていたとしても、このパターンがあるかぎり、心は勝手にあなたを幸せにさせないように抵抗するため、自分が望んでいなくても自分から幸せを壊すようなことをしたり、無意識に好きな男性から遠ざかろうとしてしまったりします。

★幸せを制限する『不安・恐怖』

無意識に『自分は幸せになれるような人間ではない』と罪悪感を持ったり、自分を卑下したりしていると、それが『幸せを恐れる気持ち』となって表れます。幸せになると、まるで罰せられたり、誰かから責められたりするような感覚に陥るため、本能的に恐怖を優先して、そこから逃げようとします。・・・省略

★幸せを制限する『自信のなさ・自己不信』

『今までどんなに頑張っても幸せになれなかった・・・』と、幸せになる過程で何度も心が傷ついていると、いざ幸せを目の前にしたとき素直に受け取れないことがあります。・・・省略・・・まずは傷ついた心を癒してあげることが重要です。

★幸せを制限する『誤解・思い込み』

幸せになることは何かを犠牲にすることだという誤解を抱いている場合、あるいは、幸せのイメージがもともと間違っている場合、『幸せになるよりは今のままのほうがいい』と、今の状態にしがみついてしまう場合があります。・・・

引用終了

どうやって自分の潜在意識と付き合っていったらいいかについて書かれている文章があるのでこちらも紹介します。

『カタカムナクスリ絵』丸山修寛

P78

人生の醍醐味は、潜在意識というもう一人の人格に気づいて、見返りを求めず『無償の愛』を与え続け育んでいくことにある。

P７９

潜在意識は話しかけてもはじめは何も答えず返事もしないかもしれない。

それでも毎日、努力して潜在意識の存在を信じて愛して育てていくことが大切になる。

朝起きたら潜在意識に『おはよう』と話しかける。トイレもお風呂に入るのも一緒。本を読むときも『一緒に読もうね』、歩くときも『一緒に歩こうね』、寝るときも『おやすみ』と話しかける。いつも潜在意識と一緒に、地上にいる人が幸せになるように、戦争もしないように祈る。そういう気持ちを持てれば、幸せは勝手にやってくる。潜在意識への愛は、自分への愛だけではない。なぜなら『私はあなた』『あなたは私』であって、人類に対する無償の愛を育てているのだから・・・。

引用終了

潜在意識が満たされて、安心すると、不安や恐れが湧き上がってこなくなるので、内的に平和になっていきます。

自分の内面が平和的で調和的であると、人と比べたり、劣等感を持ったり、他者を傷つけたりすることが無くなっていきます。

一人ひとりが、自分の傷ついた潜在意識に許しや愛を与えることが、回りまわって世界全体の平和に繋がっていくことになります。