私たちは一瞬、一瞬、自分の現実を創造している
創造のプロセスについて、神との対話にかなり詳しく説明されているのでもう少しブログで紹介していこうと思います。
神との対話 P124
人生は創造であって、発見ではない。あなたがたは、人生に何が用意されているかを発見するために毎日を生きているのではなく、創造するために生きている。
自分ではわかっていないだろうが、あなたがたは一瞬、一瞬、自分の現実を創造している。私はくり返し、そう話してきた。
どうしてそうなるのか、どんなふうに創造しているのかをまとめてみよう。
①わたしは神の姿をかたどり、神に似せて、あなたがたを創造した。
②神は創造者だ
③あなたがたは三つが一体になった存在だ。・・・省略・・・精神と身体と霊でもいいし、超意識と意識と無意識でもいい。
④創造とはその三つの部分から生ずるプロセスである。言い換えればあなたがたの創造には三つの段階がある。創造の道具は思考、言葉、行為だ。
⑤すべての創造は思考から始まる。すべての創造はつぎに言葉になる(『求めなさい、そうすれば与えられるだろう。話しなさい、そうすれば成就するだろう』。
全ての創造は、行為によって成就される。
⑥あなたが考えるだけで言葉に出さなくても、ひとつの段階での創造だ。考えて言葉にすれば、もうひとつの段階での創造になる。あなたが考え、語り、行動すると、具体的な現実になる。
⑦本当に信じていないことを考えたり、語ったり、行動したりすることはできない。だから、創造のプロセスには信念、つまり知るということが含まれる。絶対的信頼だ。したがって、創造行為には常に知識が含まれる。・・・
⑧そこまでわかっていれば、強い感謝の気持ちがうまれる。感謝せずにはいられない。
それがたぶん創造の最大の鍵だ。創造が具体化する前に、創造に感謝することだ。願いは当然かなえられると信じることだ。そう信じてもいいどころか、信じたほうがいいのだ。それこそが悟りの確実なしるしだ。すべての<マスター>は、あらかじめ、ことが成就すると知っていた。・・・省略・・・
⑩自分が創造したなかで、楽しめず、祝福できないものがあったら、選びなおしなさい。新しい現実を呼び出しなさい。新しいことを考え、新しい言葉を口にし、新しいことをしなさい。立派にやり直せば、世界はあなたについてくるだろう。『私が生命であり、道だ。ついてきなさい』と言いなさい。
これが神の意志を『天国と同じく、地上にも』実現させる方法だ。
引用終了
『もう君はそこにいる!』 ネヴィルゴダード にも創造のプロセスについて書かれているのでこちらも紹介します。
P29
すべての創造は潜在意識の領域で起こります。
そこであなたが習得すべきは、潜在意識を、その働きについてよく考えたうえで使いこなすこと、すなわち、思考と感情のコントロールです。
潜在意識の働きと性質をまとめると次のようになります。
◎あなたの気持ちが本心か否かは潜在意識の知るところではありません。『本当だ』とあなたが感じることなら、それを真実とみなして必ず受け入れます。感情とは、『本当だ』と宣言し、それに対して潜在意識が同意することなのです。
◎これが潜在意識の性質ですから人に不可能なことは何もありません。人が心で思いつき、『本当だ』と感じられるなら、潜在意識はなんでも実現できるし、必ずそうするのです。・・・
◎潜在意識は自らに刻まれた印象を間違いなく外に表現します。印象を受け取った瞬間には、もう実現する方法を探し始めています。
潜在意識は刻まれた感情ーーあなたの気持ちや気分ーーを自らの内なる事実として受け入れると、ただちに、その感情そっくりのものを外側に創り始めるのです。
◎潜在意識は受け取った信念に手を加えたりはせず、それが役に立とうが立つまいが、細部に至るまで外にそのまま表します。そのため、望む状態を潜在意識に刻むには、その望みが実現しているときと同じ感情を抱く必要があります。
◎何を望むか決める際には、その願望だけに注目してください。
『どのように実現するのか』『どんな困難があるか』などと、あれこれ考えてはいけません。何事も実感を込めて考えると潜在意識に刷り込まれます。選択を一切しないのが潜在意識の性質です。
もしあなたが困難、壁、妨害について思い悩めば、困難や障害の感情をあなたからのリクエストと受け止め、外の世界にそれを創り始めてしまいます。
引用終了
神の子である私たちは、神と同じ能力、創造の力を持っていると書かれています。
思考や言葉や行為や感情によって私たちは自分の現実を日々創造しています。
望みが前もって叶っているかのような気持ちになって、感情を潜在意識に刻むことが現実を創造していくうえで大切だそうです。
ネガティブなことや不安や困難に意識を向けると、それを望んでいると受け止められてしまい、ネガティブや不安に思うことを自分に引き寄せてしまいます。
感情や思考のコントロールをしていくことで、望む現実を創造していくことができます。
本田選手の卒業文集を紹介したいと思います。
望みが前もって叶っているかのように文章が書かれているのが印象的です。
イチロー選手や本田選手や石川遼選手たちは、言葉や思考で現実を創造して、実際に成功する体験をしたのだろうと思います。
「将来の夢」
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。
聖書にこのような言葉があります。
求めよ、されば与えられん
尋ねよ、さらば見出さん。
門を叩け、さらば開かれん。
すべて求る者は得、尋ぬる者は見出し、門をたたく者は開かるるなり。
意味
求めよ、そうすれば与えられるであろう。
探し尋ねよ。
そうすれば見出すであろう。
門を叩け、そうすれば開けてもらえるであろう。
この世では常に、求める者は得、探す者は見出し、門を叩く者は開けてもらえるからである。
出典 名言ナビ
私自身、このブログに書いていることは、求めていたから答えが与えられたのだと思っています。
以前は、『求めよさらば与えられん』という法則がこの宇宙にあることに気がついていませんでした。
ただ、普段から心の中で、何故この世の中はこんなに生きるのが苦しいのだろうか?何のために私たちは生きているのだろうか?イエスは本当に実在したのか?など日頃から疑問に思いながら生きてきました。
本当のことが知りたい、この世界の秘密を解き明かしたいという強い気持ちを持って暮らしてきました。
その私の想念が宇宙に届き、答えが与えられているのだと思っています。
今は、求めれば与えられる。
この世界はそういう世界だと理解しているので以前より届くスピードがアップしています。
『自分一人で気がつけないことを教えて頂いてありがとうございます。これからも答えが届き続けることを感謝しています』こう心の中で思っています。
すると直観で選んだ本や映画や音楽を通してだったり、友人や家族の口から語られた話の内容など様々なものから答えやヒントが与えられます。
この世界に偶然起こることは何一つないと言われています。
この文章を読んでいる方も偶然このブログにたどり着いた方は一人もいないはずです。
かつて、心のどこかでこの世界の秘密を知りたい、苦しい理由を知りたい、どうしたら正しい生き方ができるだろうか?そう思って生きてきた方ばかりだと思います。
今苦しい方がいたら、助けてくれる人をただ待っていたり、諦めてしまったり、この世界の理不尽さを恨み続けたりするのではなく天に答えを求めてください。
宇宙に向かって、天に向かって祈ってください。
求めよさらば与えられん。
物事を成就するためには、与えられるのを待つのではなく、自ら進んで求めるこの姿勢が大切です。
その時は、解決策をあたかも手にしているかのように感謝して祈ることが大切です。
心のどこかに疑う気持ちや、どうせ届かないだろうという思いがあると、その想念が宇宙に届けられてしまいます。
欲しい、手に入れたいと強い思いを持って祈ったとしたら、欲しいという状態は手に入れていないということを宣言しているようなものなので、それが宇宙に届けられてしまいます。
手に入れられていない状態を繰り返し体験することになります。
「そこであなたがたに言うが、祈って求めるものは何でも、すでに叶えられたと信じなさい。そうすれば、その通りになるであろう。」
マルコによる福音書11章
以前の私は、引き寄せの法則の本を読んでも、本当かな?と疑っていました。
でも今は、引き寄せの法則は本当に存在していると実感しています。
宇宙は本人が本当に望むことを体験させてくれようとします。
宇宙の愛と親の愛の違いを例に挙げて分かりやすく説明したいと思います。
例えば、親が息子に医者になってもらいたいと思っていたとします。
医者は社会的地位も高く、経済的にも恵まれています。
本人はイラストレーターになることを心から望んでいたとします。
親は、子供の幸せを願っているという名のもとに医者を勧めることがあると思います。
でも、宇宙は私たち一人ひとりを愛しているので、本人が本当に望む体験をさせてくれようとします。イラストレーターの道を体験させてあげようとするのです。
ここが親の愛と神との愛の違いです。
何故、自殺したいという人を天は救ってくれないのか?
何故、あんなに温かい人を天は簡単に見捨ててしまうのか?
そう思う人もいると思います。
でも、心の奥底で本人が本当に自殺することを体験したいと言葉や想念で宇宙に放っていたとしたら、宇宙の創造のスイッチが入って、現実が創造されて体験することになってしまいます。
宇宙は、何よりも本人が望む体験をさせてあげようとします。
魂にとってはすべての体験に価値があります。
魂は永遠なので、見捨てられることも永遠に救われない事も実際にはありません。
言葉や思考、繰り返し聴く音楽、繰り返し見る映画、繰り返し読む本、繰り返し口にしている言葉、これらがどれだけ大事かがわかります。
前向きな気持ちになれる言葉、ポジティブな心が明るい未来を創造します。