理解していくことで幸せになっていける

真実は準備ができた時に目の前に現れます

宇宙の法則 私たちは持っているものを与えられる~種をまくことが大切~

持っているものを与えられる、どういうことだろう?と思いますよね。

私は今まで得た知識を他の人に伝えたいと家族や友人にシェアしたりしてきました。

すると得た知識を与えることができるのだから、持っているに違いないと宇宙は判断して更なる知識が与えられていくことになります。

持っているのだから、さらに持っているという体験をすることができてしまいます。

 

愛が欲しければ、愛でありなさいと『神との対話』(日本でも100万部を超えるベストセラーになった本)という著書に書かれています。

これも同じ考え方です。

自分が愛であると、他者に親切にしたり優しくできます。

すると、愛を与えられる=愛を持っていると宇宙は判断しますから、持っている人は更なる愛が与えられることになります。

 

逆に、愛が足らない、愛が欲しいという状態になるとどうなるか。

私には愛が不足しています、愛が足らない状態ですと宇宙に宣言していることになります。

すると、この人は足らないのだから愛を持っていないと宇宙は判断して、持っていない状態が繰り返し届けられることになります。

宇宙はその人が意識を向けているものを望んでいると捉えます。

宇宙は愛ですから、その人が望むものを体験させてあげたいと考えます。

私たちにとって良いことである、悪いことであるとかは一切考えません。

 

 

私自身繰り返しこの体験をしてきました。

友人や一期一会で出会った人には見返りを求めることなく親切にできますし、優しくできるので優しさが返ってくるのを実感していました。

しかし、パートナーになると別の考えが生まれてきてしまっていました。

恋人なのだから優しくしてほしい、夫ならば守ってほしいなど。

恋人になった引き換えに、これこれして欲しいという期待が生まれてしまったんです。

すると、必ず失望や不足を感じ始めてしまいます。

すると愛が足らないと感じている、失望を感じているというのが宇宙に届き、同じような状況が繰り返し繰り返し届けられて関係がどんどん悪化していきました。

 

ある時、諦めたことで感謝に気持ちが向かうようになって関係が改善したのも、感謝の気持ちが宇宙に届いて同じような状況が届けられるようになったからです。

 

私たちは持っているものを体験できるんだ、ということを心にとめておいてください。

 

では、幸せになるためにはどうしたらいいのか。

愛が届けられるためにはどうしたらいいのか。

 

それは、自分の中の愛を周りに見返りを求めることなく届けることです。

ただし、下心があったら駄目です。

愛が欲しいから、あの人に親切にしよう!だとだめです。

欲しいからするんだな、じゃぁ持っていないんだなって宇宙にバレてしまいます。

見返りを求めず、交換条件ではなく自分のできる範囲で愛を届けてください。

くれぐれも自分を犠牲にしたり、自分を裏切ってまで人に優しくはしないでくださいね。

そこに注意をして、愛を周りに届けていれば必ず自分が届けたものが返ってきます。

持っているものを奪われたりはしません。愛を持っている人には愛が届けられます。

自分への愛も忘れずに与えてあげてくださいね。

蒔いた種は刈り取ることになる 聖書の言葉はこの宇宙の真理を言い表しています。

 

知識や知恵が欲しければ、見返りを求めずに他の人に伝えてあげてください。

すると益々宇宙から知恵や知識が届けられるようになります。

これは知っていたら得だけど、他の人に教えたら他の人が得をしてしまう。

内緒にしておこう…。

なんて思わずに、他者にいいことをしていたら必ず自分にいいことが返ってくるんだと信じてください。

 

宇宙の法則で一番大事な法則なのではないかと思うのが『蒔いた種は刈り取る』という法則です。

 

この法則が世界中の人に伝え広がったなら世界から紛争、暴力、いじめも一掃されるのだろうと思います。

平和な世界が呼び出せるのだろうと思います。

蒔いた種は刈り取るの法則は非常に大切なので詳しく次回のブログで書いていこうと思います。

 

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見えない世界が存在するのかと知っていくきっかけ~スウェデンボルグ~

前回はエドガーケーシーの紹介をしたのですが…他に見えない世界を証明した人がいます。

 

エマニュエル スウェデンボルグ 1688-1772

スウェーデン人で天才科学者でしたが後半生30年は霊界の研究に没頭しました。

スウェデンボルグは生きながら霊界に出入りすることができたと言われていて、霊界での様子を書き記した著書の多くが現在も大英博物館に保管されています。

ヘレン・ケラーリンカーンなどの有名人がスウェーデンボルグの著書を愛読していたそうです。

 

エマニュエルスウェデンボルグの霊界I『死後の世界は実在する」という本の一部を紹介します。

 

抜粋P33

人間の肉体の死は、確かにこの世のすべての終わりだという事は物質界、自然界的に見れば正しい。

だが、死を霊の立場、霊界の側から見れば、単にその肉体の中に住んでいた霊、肉体の中に住んでその肉体をこの世における道具として使用してきた霊が、肉体の使用を止め、肉体を支配する力を失ったということにすぎないのである。

そして、霊はその後は霊界へと旅立っていくのである。

死は霊にとっては霊界への旅立ちにすぎないのである。

 

 

私は元々霊的存在を信じていなかったので、現実に起こった驚くべきことがあるかないかが重要だと思っていました。証拠がなければ信用できないというスタンスでした。

ケイシ―であれば、リーデイングによって不治の病の人を救うことができたという事実があります。

スウェデンボルグも驚くような出来事を起こしていました。

 

どんなことがあったか…。

 

 

まず驚いたのは自分がいつ死ぬかを知っていて、死を予告した手紙を人に送りその予告通りに亡くなっています。

その手紙の最後にはこう書かれていました。

「私が、ウェスレーへの手紙で示した死の日の預言も、やがて私の死後においてその正しさが証明されるだろう。」

本当に正しさが証明されました。

 

 

ストックホルム大火事件も当時大変なニュースになったそうです。

彼の自宅があるストックホルムから約500km離れた場所にスウェデンボルグはいたのですが、ストックホルムの大火災の様子を遠隔透視したそうです。
透視では自宅の三軒前で火災がおさまったそうです。
ゴッテンバーグ市長がストックホルムに人をやって火事のことを調べさせたそうです。
火災から一か月ほどたってようやく火災の報告がされました。
スウェデンボルグが火事を感じた時間に実際に火災が起こっており、彼の自宅の三軒手前で火がおさまっていたそうです。
透視内容とピタリと一致していました。

もう一つ、スウェーデン王室のユルリカ王妃に関する事件も有名です。
女王に求められて、大勢の前で交霊術を見せることになりました。

彼女と10年前に亡くなった将軍の間だけしか知らない遺書の内容を死者の霊と会って聞きだして公表しなさいと言われたそうです。
死者の名前だけが彼には伝えられたそうです。
スウェデンボルグは見事に死者から遺言の内容を聞きだし、王妃をひどく驚かせたそうです。
彼の答えが細部にまで渡って正確だったからだそうです。

ケイシ―同様に、このような能力を持った人がいたんだという事実を知ったことは私にとって大きな発見でした。
霊的世界を信じていなかった私が少しずつ見えない世界を信じていくようになっていきました。
本を読んで一番印象に残った個所を紹介します。

私達の住む物質世界と霊界の関係を上手な例えで説明してくれています。
P221

私はここで、この世と霊界の関係についてひとつの比喩を話そう。
それは、この世とは霊界の広大無辺な空間の中にポッカリと浮かんでいるひとつのゴムの球のようなもので、このゴムの球である自然界の周囲は、すべて霊界で取り囲まれているということである。
しかし、このように言うと人びとは、自然会と霊界とはゴムの球の外側の皮で、はっきり境界ができている別の世界のように思うに違いない。
だが、私はいま、本当のことをさらに詳しくいう事にしよう。それは、次のとおりである。


ゴムの球の中にもすべて霊界はしみこんでいるのだ。ゴムの球の中も実は霊界なのだ。ゴムの球の中以外のすべての空間は霊界なのだが、ゴムの球の中だけは、例外的に自然界と霊界の二つの世界が同じ空間にともに存在しているのである。


話をもっとわかりやすくしよう。あなたの神経の組織は、体の中にちゃんとその場所を占め、空間を占めている。そこで、その場所にもうひとつのもの(他の神経組織でもよい)を入れることは、前の物をどけない限りできない。だが、その神経組織を伝わって、あなたの体を動かす、神経の命令や信号は、同じ空間の中にちゃんと存在しているのだ。命令や信号は空間を占めるものではないという、あなたの反論には次のように答えよう。
「それは、ちゃんと空間を占めているのだ。ただ、空間の性質が違うだけなのだ」
霊界の空間とこの世の空間の関係は、このような関係とだいたい同じだと考えておけばよいだろう。


引用終了
 
私たちの生きている世界をゴムの球に見立てて、ゴムの中にも霊界はしみこんでいるいると例えているのが非常にわかりやすいです。
 
霊界では、想念を抱くとすぐに現実が創造されて体験することになるそうです。
亡くなった人は死後に自分が愛していた人みんなに迎えられる、待っていてもらえるという話を聞いたことはありませんか?
霊界では自分が望めばその現実が創造されると言われています。
 
見えない世界に戻っていったときは、自分の想念で現実を創造しているとすぐに理解できるようになるそうなんです。想念を抱いて体験するまでのタイムラグがないので。
でも、私たちの暮らす地球では、自分の想念を抱いた後に物質化されて現実を体験するまでにタイムラグが生まれます。
ですから、自分の人生を自分が創造しているなどということは思いつきもしないで、自分は起こった出来事の犠牲者だと考えたり、ラッキーなことがあると偶然もたらされたと考えてしまったりします。
 
イチロー選手やサッカーの本田選手などは卒業文集で、自分がプロの世界で成功していることを前もって想像して未来の自分の姿を書いています。
すると本当にプロの選手になり子供の頃に思い描いていた姿を現実に体験しています。
前もって成功しているイメージを抱いて暮らしているとその現実が創造される。
彼らは、自分の思考で現実を創造してきたのだと思います。
引き寄せの法則が実際に使われているのがわかります。
 
私たち全員が引き寄せの法則を使って、思考で現実を創造することができます。
ただ、一つの信念や想念を一定方向に向け続けられなくなることがありますよね。
右に揺れたり左に揺れたり。
できると思ったり、できないと思ったり。
イチロー選手や本田選手のように、一定方向に向かって強い気持ちを抱き続けることができればその現実を引き寄せられるということです。
 
なぜ、こんなことができるのか、なぜ引き寄せの法則が存在しているのか?
それは、私たちの住む世界が霊界がしみこんだ世界だからです。
 
実はこの世界は予想以上に不思議なことが起こりうるのだということを心にとめておいてください。
 
悪いことをしていたら、隠し事はできなくてバレてしまって罰が与えられた。
いいことをしていたら、それが自分に返ってきていいことが起こった。
自分が欲しいと思っていたヒントが偶然と思えないようなタイミングで届けられたとか、普通に暮らしていても不思議なことが起こる世界だなとなんとなく感じている人は多いのではないかなと思います。
 
その感覚は正しいです。
この世界は非常に不思議なことが起こる世界だからです。
宇宙の法則に調和した生き方ができていないから苦しみが生まれてきます。
 理解していくことで幸せになっていけるというタイトルをブログに付けました。
宇宙の法則やこの世界の仕組みを理解していくことが幸せになっていくために非常に大切だからです。
法則や仕組みを知っていたらどうしたら幸せになれるのかが分かってきます。
これから少しずつ紹介していきますね。
 

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見えない世界は存在するのか?!と知ったきっかけ

皆さんは、見えない世界が存在していると思いますか?

私は神様を子供時代、揺ぎ無く信じていました。

なぜってクリスマスプレゼントをくれるのが神様だと勝手に思っていたからです(笑)

ある時友達の話を聞いていたら、クリスマスの日じゃない日に届く家もあったり、プレゼントの価格に差があったりしました。

私の信じている神様はすべての人に平等なはず、何かがおかしいと思うようになりました。

結局両親がクリスマスプレゼントをくれていたことを知ったんですけどね。

それ以来、頑なに神様や見えない世界を信じなくなりました。

見えない世界などはなかった、物質的なこの世界がすべてなんだと信じるようになっていきました。

 

映画『ゴーストニューヨークの幻』が流行ったときも、胡散臭い内容だと思って断固としてみませんでした。

それくらい以前の私は幽霊とか霊的世界を信じていませんでした。

 

そんな私が見えない世界がまさか本当はあるのか???と衝撃を受けたのはエドガーケーシーという人を知ってからです。

本屋さんに行き手に取った本『眠れる預言者 エドガーケーシー』光田秀を読んだことがきっかけです。 

 

エドガーケーシーとは、20世紀前半のアメリカで驚異的な霊能力(リーディング能力)を発揮した人です。

催眠状態に入ると、相談者が治せずに苦しんでいた病気を治療する方法を語り出したり、相談者の前世とカルマを指摘したり多くの人を導いてきたそうです。

ケイシー本人には医学的知識はないにもかかわらず、催眠状態になると威厳のある声で病人の診断と治療法を語り出したそうです。

ケイシ―は催眠から醒めると語ったことは一切覚えていなかったようです。

 

 

私が印象的だったケイシ―の話しを一つ紹介します。

 

 

2歳の時から知能の発達が止まってしまった5歳の少女の話です。

裕福な両親はありとあらゆる治療法を彼女に試すのですが一切効果はなく死を待つばかりの状態になっていました。

彼女の親がケイシ―のリーディングの噂を聞きつけて、リーディングを依頼しました。

ケイシ―自身はこんなに重症な少女を治せるのか…と不安だったそうです。

しかし、催眠状態に入るとケイシ―は的確に診断を下しました。

 

2歳の時に馬車から落ちて尾てい骨を打ってしまい、罹患していたインフルエンザ菌が尾てい骨に入り病気になった。

これこれをすれば治る…と説明しました。

実際に指示通りに治療すると両親の名前を呼ぶようになったり、知能がぐんぐん回復していきました。

彼女は大学を卒業し学校の先生になったそうです。

 

彼女がケイシ―によって奇跡的に回復した話は多くの人に知られ地元で一躍有名になったそうです。

22年間ケイシ―は病気の治療の為のリーディングを続けてきました。

46歳の時に、リーディングの内容の価値に気がつき、リーディングを速記して将来の為に記録に残していきました。

ケイシ―が1945年に亡くなるまでの間、1万五千件近いリーデイングを行ない、その記録は今もアメリカのエドガーケーシー財団に保管されていて自由に閲覧することができます。

 

P36引用

 

病める人は健康を回復するための治療法を教えられ、人生に絶望した人は生きる希望を与えられ、霊的真理を探究する人は悟りに至る道を教えられました。

科学者は研究のヒントを、作家は作品のためのインスピレーションをもらいました。

ケイシ―のリーディングには実質的な限界はありませんでした。

どんな質問に対しても洞察に満ちた答えを与えることができたのです。

 

引用終了

 

アメリカの東海岸にはケイシ―病院が設立されていたそうです。

 

私にとっては、このようなことを起こせる人が現実にこの世に存在していたのだということが衝撃的でした。

驚くような奇跡を次々と起こしていくような人が存在したことをまったく知りませんでした。

宇宙からの叡智を受け取ることができた人がいてそれによって多くの人が病から救われた…。

この事実は変えようのない事実だから、ケーシーを知ったことは私が見えない世界を信じていくきっかけになりました。

 

ケイシ―自身は熱心なキリスト教徒でした。

キリスト教に輪廻転生の考え方はありません。輪廻転生は異端の思想だそうです。

それにもかかわらず、リーデイングでは輪廻転生について語られていました。

 

P70

 

ケイシ―は、私たちが地上の肉体に生まれ変わるのは、魂を成長させるためであり、それは何も深山幽谷に入って厳しい修行をしなくても、日常生活において 特に日常の人間関係を通じて 実現できることを強調しています。

そして具体的に、人間関係を通じて自分の魂を浄化し成長させるためのアドバイスを多数残しています。

 

引用終了

 

P130

 

人間は永久不滅の魂として輪廻転生を繰り返し、過去においてどのような生き方をしたかが今の人生に影響し、今の人生をどのように生きるかが次の人生に影響する。

 

引用終了

 

キリストが奇跡を起こし、病人を治したと伝説のように語り継がれていますが、あまりにかけ離れた時代のことで本当かな?とつい疑いの目で見てきて信じられなかったんです。

でもエドガーケーシーは1945年に亡くなっていて最近の人です。

有力者の子供を治療したことで新聞にも取り上げられたといいます。

そういった事実があったというのは私に見えない世界の存在を信じさせる大きなきっかけになりました。

 

何故か日本人には見えない世界の存在が隠されてきているように感じてしまいます。

ある時、韓流ドラマを見てびっくりしました。

時代劇では必ずと言っていいほど巫女さんが登場します。

神の神託を受け取り王様に伝えているシーンが本当によく出てきます。

幽霊との恋愛ドラマまであったりします。

こういったドラマを見て育った韓国人の人は見えない世界に対しての抵抗が少ないのだろうなと思います。

 

日本人の私が知っているのは、卑弥呼が神様の神託を受けて、国を統治していたことがあったという内容くらいです。

そんな私にとってはエドガーケーシーの存在は驚きでした。

 

他にも見えない世界を証明した人がいるので、次回のブログでは他の人について書きたいと思います。

 

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『こうであらねばならぬ』という固定観念を手放すと楽になる

前回、苦しみは、すでにあるものに対しての抵抗だから、抵抗を手放すと楽になると書いたのですが、もう一つ手放すと楽になるものがあります。

それは『こうあるべきだ』『こうであらねばならぬ』というような固定観念を手放すことです。

『こうであらねばならぬ』『こうあるべきだ』と自分の中で決めてしまっていることが私たちの苦しみの原因になっています。

 

私のことを例に挙げますね。

前回のブログで嫁姑問題のことを書きましたがその続きになります。

 

自分の中に夫は妻を守るべきだ、力になってくれるべきだという固定観念がありました。

でも、その固定観念の通りにならないために腹が立ったり失望したりしていました。

期待が裏切られたり、失望しますから、ネガティブに意識が向けられ、ネガティブが宇宙に届き、同じような現実がいつまでもいつまでも届き続けていました。

 

でもある時、守ってもらうことを諦めたことで、ネガティブに意識が向かなくなり、事態は好転していきました。

 

私の母であれば、夫婦関係にはコミュニケーションが大切なんだという固定観念がありました。

父の具合が悪いと母は心配して、『具合はどうなの?』と聞くのですが、父は口数が少ないのでたいして真剣に答えてくれません。

すると、こっちが心配して聞いてあげているのに、説明もしないし…全く!!といつも腹を立てていました。

父とは会話が楽しめないし、コミュニケーションができないと母は、がっかりし続けて何十年も生きてきていました。

 

でも最近やっと父は話が好きではない人なのだな、と受け入れることができるようになり、今はようやく苦しくなくなったそうです。

理想の夫婦はこうあるべきだという固定観念を手放せたのと、口数が少ない父を受け入れることで抵抗がなくなり苦しくなくなったそうです。

 

私たちは、知らず知らずのうちに、それぞれが『こうあるべきだ』『こうあらねばならぬ』という固定観念に縛られてしまって苦しくなっています。

 

友達は多くあるべきだとか、他人に迷惑をかけてはいけないとか、男とはこうあるべきだ、女とはこうあるべきだ、夫婦とはこうあるべきだ、友人ならこうあるべきだ…などなど。

 

そうじゃないことがあってもしかたない、こうであらねばならぬことはないんだと違う選択肢を選んでもいいんだと自分や他人に許すことが大切です。

固定観念を手放すことで、物事に抵抗しなくなります。

抵抗をしないで受け入れることができると、自分の内面が穏やかになりますから、それが宇宙に届きます。

すると穏やかな現実が創造されて届けられるようになります。

宇宙は感情のコピー機だといいます。

幸せになりたければ、幸せであればいいといいます。

先に前もって幸せであれば幸せな現実が創造され次々届けられるということです。

 

でも、実際に苦しいことがあって、悩んでいたら、幸せであれるはずがないですよね。

だからこそ、苦しみはすでにあることに対しての抵抗なのだと抵抗を手放すことが大切です。

そして、こうであるべきだという固定観念を手放して、違う選択肢でもいいんだと許すことで受容的に穏やかに生きられるようになります。

それによって、苦しい現実が創造され、苦しい、また苦しい現実が創造され苦しい。

という思考の檻に閉じ込められた状態から抜け出していくことができます。

 

最初から幸せであることは難しくても、抵抗の手放しや観念の手放しで穏やかになることはできます。

これが苦しみから抜け出していく方法のひとつです。

 

自分がどんな固定観念や抵抗を持っているかは、どんなときに腹が立つか、どんなときに苦しいか、で見極めることができます。

 

 

結局のところ、この考え方は悟りの考え方です。実は…。

本当の自分になっていき、苦しみから抜け出していくことを続けていくということは、悟りの道を進んでいっていることになります。

私も最終的にそこに行きつくのか!!と知ってびっくりしましたが…。

 

私たちは、神の子です。

神様と同じような能力を持っています。

それは、創造者であるということです。

私たちは、自分の人生の創造者です。

思考と感情と言葉と行為とで現実を創造しています。

よく引き寄せの方法が語られていますよね。

思考が現実を創造するという話は、世の中でもかなりスタンダードになっています。

 

本当の自分ではない生き方を手放し、愛の存在に戻っていく、すでにあるものに対しての抵抗や、こうであらねばならぬという固定観念を手放していくことで誰に対しても腹が立たない人間に近づいていきます。

神様のような人間に近づいていきます。

私たちは神になっていくことを最終目的として地球にやってきています。

 

この話は今後また書いていきます。

初めて聞いた人はびっくりしますよね?

私もびっくりしました。ホントに。

神様なんていないって長年思ってきていましたから。

 

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苦しみはすでにあるものに対しての抵抗~抵抗を手放す~  

 

苦しみはすでにあるものに対しての抵抗なのだそうです。

世界のスピリチュアルリーダーとして有名なエリックハルトトールの著書に書かれていました。

抵抗を手放すことで楽になっていけるし、その物事事態も好転していくそうです。

 

思考が現実を創造しますから、抵抗をして苦しむと、それが宇宙に届き同じような状況が届けられてしまいます。

しかし抵抗を手放し受け入れると内的に平和になりますから、事態も好転していくことになります。

 

実際に私はこれを実感する出来事がありましたので、今日はそれを例にとって抵抗を手放す大切さについて書きたいと思います。

 

 

結婚してから私は嫁姑問題に非常に苦労してきました。

よく聞く話ですよね(笑)

義理の母、意地悪なことをわざとする人でした。

義理の兄は、お嫁さんを守るために、義理の母に『こういうことはお嫁さんが嫌がるからしないでくれ』といつも守っていたみたいなんです。

しかし、夫は私がいくら意地悪されても、庇ってもくれないし、守ってもくれませんでした。

私に常に我慢をさせるというスタンスで、義理の母の意地悪について文句を言おうものなら、大切な母親に対してうるさいなという態度でした。

 

私としては、パートナーは自分を守ってくれるべきだという観念を抱いていましたし、助けてくれることを期待していたので、守ってくれない助けてくれない夫に対して落胆したり怒りが湧いていました。

とにかく苦しくて、体重がどんどん減ってしまったり、帯状疱疹になったりしていました。

これが抵抗しているという状態です。

 

夫にとっては母親が誰よりも大事な存在なわけで、それはもうすでにあるものなんです。

私がそれを受け入れることができずに、助けてほしい守ってほしい、義理の母に言って意地悪を止めてほしいと必死になっていました。

もちろん期待は裏切られますから苦しみになります。

すでにあるものに対しての抵抗という状態を何年も体験してきました。

 

ある時に、さすがに諦めようと思えたんです。

私がいくら夫のことを考えて味方になりたいと思っていても、その思いは伝わらないんだなと。

夫婦仲を壊すとわかっていてわざと意地悪をするような母親であっても誰よりも大切な存在なのだと思っているのだなぁと心底受け入れられたんです。

仕方ない、この人は誰よりもお母さんが好きなのだからと。

 

 

そして、守ってもらえないならば自分が強くなろうと自分で対処するようになっていきました。

 

夫はマザコンの部分を見なければ、一生懸命仕事を頑張ってくれたり、口うるさくいったりしない性格のいい所もあるのでそっちに意識を向けられるようになりました。

 

すると、彼に対してありがたいな…感謝だなという気持ちが湧いてくるようになりました。

私がそういう気持ちを抱くとやっぱりそれは自然と相手にも伝わるようになるのか、以前よりは夫の態度も良い方向に変化していきました。

今は、前よりも味方になってくれたり、義理の母に言ってくれるようになってきました。

 

抵抗を手放して、不足ではなく感謝に意識を向けたことで、その物事事態も良い方向に展開していったという体験です。

 

 

結局一番大事なことは、自分の意識、思考、感情が現実を創造しているんだということです。

すでにあるものに対して抵抗することで不足に意識が向きます。

夫は私を大切にしてくれない、失望した、不足している、こういった感情に意識を向けていると、それが宇宙に届き、同じような状況が繰り返し届けられてしまいます。

 

しかし、抵抗を手放すことで、感謝に意識が向くようになります、するとそれが宇宙に届けられて、ありがたいと思うような状況が宇宙から届けられるようになっていきます。

 宇宙は愛なので、その人が望んでいるものを与えたいと思います。

意識を向けているものを望んでいると捉えます。

その人にとって良いとか悪いとか判断したりしません。

 

ですから、苦しみの原因はもうすでにあるものに対しての抵抗なんだと気がつき、抵抗を手放すことが非常に大切です。

ポジティブに意識を向けることができるようになることでプラスの現実を引き寄せられるからです。

 

 

不妊治療を散々してきたけれど、どうしても子供ができなくて不妊治療を諦めた。

その後、普通に暮らしていたら、自然妊娠した。というような話をよく耳にしませんか?

 

妊娠できない、妊娠したいということに意識を向けていると、妊娠したいという

状況を欲していると宇宙は解釈します。

欲しい状況を望んでいる、自分は持っていないという状態を宣言していることになってしまいます。そして同じような状況が繰り返し届けられてしまいます。

 ですから抵抗を手放すことが大切です。

この話は、抵抗を手放すことでその物事事態も好転していく、その良い一例ではないかなと思います。

 

『私はいま、この瞬間を大切に生きます』エリックハルトトール著書の一文を紹介します。P156

 

まず、『すでにそうであるもの』を、その都度ありのままに受け入れることが、私たちに与えられている、最初のチャンスです。

『すでにそうであるもの』を、『そうでないもの』にくつがえすことはできないのです。『すでそうである』のですから、『YES』と言って受け入れるか、『そうでないもの』を潔くあきらめるか、どちらかしかありません。

 

P157

わたしたちの目には、状況が苦しみをこしらえているように見えますが、実際にこしらえているのは状況に抵抗している、自分自身なのです。

 

 

 

私自身、どれだけ抵抗して苦しんできたか数え切れません。

 

今の政治が汚いなと文句を言って抵抗しても変わらないし、彼のこういう性格が嫌なんだと散々訴えても変わるわけではないし、忘れっぽい自分を嫌ってきても変わらないし。

すでにあるものだと受け入れるか、潔くあきらめるかどっちかを選択してないと苦しみはいつまでも続いてしまいます。

 

私は、心臓が強くないので、一日の塩分制限があります。

中華とかラーメンとか大半のものが食べられないんです。

でも、塩分制限があっても食べられるものがあるのがありがたいと思って暮らしています。

父も心臓が強くなくて、塩分制限があるのですが、これは美味しくないとかって抵抗しているんです(笑)

すでにあるものに抵抗することほど無駄なことはないのになぁと思っているんですけどね。

 

ある時、飛蚊症というのが目の中に現れたんですね。

白い壁なんかをみるとヒヨヒヨ虫のようなものが視界に見えるんです。

出現したころはイライラして苦しかったです。

しかし人間は慣れるもので、共存共栄していこうと今は100パーセント受け入れています。

抵抗をすると自分が苦しくなってしまいます。

 

とにかく、苦しみの原因はすでにあるものに対しての抵抗なんだと忘れずにいて、できるだけ抵抗を手放すように心がけてみてください。

驚くほど生きるのが楽になっていきます。

 

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自分の中にいる傷ついた心を持った子供(インナーチャイルド)を癒す

 

これはカウンセリング学校で学んで知ったことなのですが、子供時代に何らかのトラウマを抱えて大人になった人の中には、傷つき怯えた心を持った子供(インナーチャイルド)がいて、その子が癒されて安心してくれないといつまでも穏やかに暮らすことが難しくなってしまうそうなんです。

 

初めて聞いた時は自分の中に子供がいるとはどういうこと?

インナーチャイルド?もう一人の自己?といった感じでなかなか理解できませんでした。

 

今はどういうことか分かってきました。

 

自分の中から湧き上がってくる弱気でネガティブな声を発していて、自動的に悪く考えてしまうような存在、これが実は、子供のころ傷つき癒されていないもう一人の自分です。

自分の中に二人の自己が存在していて、今の自分と、傷ついたままの自分と両方がいる、そんな捉え方を私はしています。

今の自分と、子供のころの自分の声を同一視して一つの自分と思い込んでいると、すぐに弱気になるし、自分はダメだと落ち込むし、不安で怯えてしまいます。

 

宇宙はその人が意識を向けているものを望んでいると判断します。

不安になれば、それが宇宙に届いて、同じような不安な状況が創造されて届けられてしまいますし、自分がダメだと思えば、それが宇宙に届いて、同じような体験を繰り返すことになります。

 

そこから抜け出すためには、このネガティブで弱気な声を常に出してこようとする、インナーチャイルド、もう一人の自己を安心させて癒してあげることが非常に重要です。

 

カウンセリング学校ではインナーチャイルドセラピーワークと呼ばれるものをやったりしました。子供のころの自分に戻って両親に言えなかったことを吐き出しました。

感情を解放させて泣いたり嘆いたりすることがいいみたいです。

 

私がインナーチャイルドを落ち着かせるのに一番効果的だと感じたのは、説得です。

 

自分ってダメな価値のない人間だと思う…って湧き上がってきたら、いやいやそんなことないよ、あなたは、他の人を意図的に傷つけたりしないし、親切なところもあるよ。今まで一生懸命頑張ってきたのを知っているよ。だから安心して。

こんな感じで説得をしています。

そういう気持ちになるのもわかるけど、それに意識を向けていていいことが起こると思う?起こらないよね。じゃぁそう考えないようにしよう。

 

そんな風に自分のことを感じていて辛かったんだね。

と認めてあげるのも大事です。

 

意外と、私のインナーチャイルドは説得に応じてくれるタイプで、大丈夫、大丈夫と声をかけると安心してくれます。

最近は本当にインナーチャイルドが安心しているのか騒ぎ出さなくなりました。

 

それでも、まだ自分を認めてくれなかった親への甘えを残した自己がいるみたいです。

自分を認めて欲しいというインナーチャイルドが残っていて時々弱気に引きずられそうになります。

早く全部のインナーチャイルドを癒してあげたいなと思っています。

 

 

インナーチャイルドを癒して安心させてあげると、穏やかな気持ちになれますし、ネガティブな思考が思い浮かばなくなるので、本当に楽になります。

 

思考が現実を作り、またその現実から思考が生まれていく。

インナーチャイルドが癒されていないということは常にネガティブが思い浮かぶので、ネガティブな現実が創造されて、またネガティブな思考が生まれてしまいます。

苦しんでいる大半の人は、その檻の中に閉じ込められて悪循環になっていて、抜け出せなくなっています。

 

幸せになるためにはネガティブな思考が生まれてこないことが大切で、そのためには傷ついた子供の心を持った自己を自分で癒し安心させてあげることが非常に大事なんだと覚えておいてください。

 

以前の私は、ママ友がいなくなったら生きていけないような気持ちになり、不安が絶えず思い浮かんできて、意地悪な相手にも迎合して暮らしてきていました。

でもあることがきっかけで全部の友達と離れることになったんです。

するとびっくり!不安になったり生きていけないように思っていたのはまったくの勘違いで、ものすごく晴れ晴れとした気持ちで穏やかに暮らせることがわかりました。何を私は怯えていたのだろうと驚きました。

 

あぁ…ひとりになることを恐れていたのは、過去に傷ついた子供の自分であって、今の自分ではなかったのだとハッキリわかりました。

子供のころに傷ついて怯えて一人になることを恐れていた自分と今の自分を同一視していたのだなと気がつけた出来事でした。

 

インナーチャイルドが癒されると確実に楽に生きられるようになります。

是非実行してみてくださいね。

 

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③自分を愛するとは具体的にどういうことか~自分が自分の虐待者にならない~

苦しんでいる人の多くが知らず知らずのうちに自分で自分を虐待してしまっています。

自分が自分を虐待している?どういうことだろうと思いますよね。

無意識のうちに自分自身を卑小な存在と捉え、自分を罰し、自分に厳しい言葉をかけているような状況です。

 

今日は自分が自分を虐待しないようになることの大切さについて書こうと思います。

 

カウンセラーになるための学校に通う中で、他者と良い関係を築くためには自分を愛することが大事だとわかり自分を愛せるようになろうと努力を始めていました。

意地悪な人に近寄らないようにしたり、エネルギーを奪う人と境界線を引けるように変わったり、自分に無理をさせないようにするなど自分を愛することを実行していました。

しかし、どこかまだ苦しく何が自分の中で足らないのだろうと自問自答していました。

 

 

ある時、仕事に行く時間を勘違いしていて遅刻してしまったことがありました。

いい加減な人間だと思われても仕方ないのですが、私は普段から予約を勘違いして忘れてしまったりしてしまうことがあります。

いつもなら、間違えたら、なんて自分はダメなのだろうと落ち込み傷つけ罪悪感を抱いていました。

でも、罪悪感を抱いても、落ち込んで自分に辛らつな言葉を掛けても苦手なものは苦手で時々予約をすっぽかしてしまったりしてしまいます。

その日は、初めてこういう欠点のある自分を許してあげようと思うことができました。

欠点はすでにあるものだからそれに抵抗するのはやめようと考えました。

苦しみは全てすでにあるものに対しての抵抗だといいます。

 

そういう欠点もあるけれど自分にはいい所もたくさんあると自分に言い聞かせました。

他者は許してくれなくても、自分は自分を許してあげようと思うようにしました。

初めて自分自身を虐待することを止めることができた瞬間でした。

 

これが出来たのは、ポールフェリーニの無条件の愛という本に『自分がいかに自分自身に愛を惜しんでいるかに気がつきなさい』と書かれていた言葉にハッと気がつかされたからです。

 

今まで、自分が自分に対して厳しい判断を下し、辛らつな言葉を掛けてきたことにやっと気がつけました。

失敗をすれば、なんて自分は馬鹿なのだろうと言い聞かせ落ち込み、罰して罪悪感を抱いていましたし、自分が頑張ったことに対しても、特別なことではないと自分を認めてあげなかったり、他者からの評価がなかった途端に自分はダメな人間だと落ち込んでいました。

 

もし、他の人が失敗したら私はその人を責めたりしないのに、自分には厳しく責め立てていました。

 

かつて親が自分を愛してくれなかったことよりも、誰かが過去に私を傷つけたことよりも、今現在自分が自分に愛を出し惜しみし、自分を虐待していることの方が大きな問題なのだということに初めて気がつけました。

あ~問題は私だったのか!!とストンと理解できました。

今までの長年の苦しみの原因が本当の意味でわかり感動しました。

 

自分を裁くのも自分、傷つけることを言うのも自分、傷つけられることを許すのも自分、それによって犠牲になるのも自分です。

 

加害者も被害者も裁判官もたった一人だけ自分だけです。

 

自分を許し、認めてあげて、愛してあげる事ができるのも自分です。

 

空っぽの自分を満たそうと誰かの評価や愛情を求めても、評価を失ったり、愛情が失われたときにはまた弱い存在に逆戻りしてしまいます。

自分だけが本当の意味で自分の心の空っぽを埋めることができます。

 

自分が自分を虐待することをやめて、自分に無条件の愛と許しを与えることが大切です。

かつての私と同じように自分を虐待している人がいたら、すぐに虐待することをやめて自分を愛することを始めてください。

必ず楽になっていきます。

 

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